第172回 天皇賞・秋【GⅠ】は1番人気
マスカレードボール(3牡・父ドゥラメンテ)<手塚久>が初GⅠ制覇![]()
ドゥラメンテのラストクロップが菊花賞に続いて、またも戴冠です。
レースは武豊のメイショウタバルがハナを奪うと、武豊には競りかけてはいけない暗黙のルールが発動。前半1000m1分2秒0という超スローペース(スローになった去年の天皇賞・秋でも59.9ですから)となって直線ヨーイドンの切れ味勝負に。タスティエーラが早めに先頭に立とうとしますが、中団でタスティエーラをマークしていたマスカレードボールの末脚炸裂。残り150mで先頭に立つと、最後は外から迫ったミュージアムマイルを4分の3馬身退けました。
やはり、ヨーイドンになると斤量の軽い3歳馬に分がありましたね。
2着ミュージアムマイルは、位置取りも厳しかったですが、直線で前が少し狭くなって内から外に切り替えた分、僅かに届かなかったような。
3着はジャスティンパレス。課題のスタートを決めて好位で溜められましたが、直線で詰まって外に持ち出す大きなロス。スムーズなら頭まであったでしょう。
4着シランケドは驚異の上がり31.7の末脚で追い込みましたが(府中でこんな上がりは見たことがない)、ドがつくスローに泣きました。もう少し流れていれば、突き抜けていたかもしれませんね…。
この上位4頭はスムーズだったかどうかの違いでしょう。ルメールがタスティエーラが早めに動くことを見越して直後でマークし、タスティエーラが通ったあとをスムーズに抜けてきた。この手綱捌きがあったから勝てたのだと思います。
また、スローの上がり勝負での狭いところの捌き方は、欧州競馬のジョッキーが慣れていて上手いですね(日本の騎手はどん詰まりが多い)。その点でもルメール、C.デムーロはさすがでした。
ちなみに、馬券の方はブレイディヴェーグから勝負しましたが、超スローになった時点で終了。武豊のスローな逃げには本当に翻弄されますわ![]()
PS)
マスカレードボールは1口200万円募集、今年の1歳募集価格の高騰を考えると高くはないよなあ。募集時から評価は高かったですけどね。
ミュージアムマイルは1口100万円で超お買い得。いつかはこういう馬に出資してみたいものです![]()
また、この2頭は順調なら種牡馬入りは確実。特にドゥラメンテのラストクロップのマスカレードボールは社台SS入りも有力なので、種牡馬買い取り額がハンパなさそう。ホント羨ましいです![]()

