スプリングゲイルの24父アルアイン【ノーサンF早来】担当者「この中間は週3回坂路コースをハロン16~17秒ペースで駆け上がっており、それ以外の日は周回コース2,700mのハッキングや、トレッドミルでのキャンターをこなしています。先月に坂路の馬場改修を行い、クッションが深くなったのですが、中にはそれに苦労して脚を取られる馬がいる中、本馬はスイスイ上がってきてくれています。ハミをガツンと噛んでしまいやすいので注意は必要なものの、競走馬として必要不可欠な前進気勢はしっかりありますし、血統的にも距離は短めのところが良いのかなというが現時点での印象です。まだ馬体には緩さが残りますし、他馬を気にするところが時折見られ、心身共に成長は必要なものの、厩舎の中でも一番早い調教進度で進めることが出来ていますから、この感じを維持しながら調整していきたいですね」馬体重459kg
ラシンティランテの24父フィエールマン【ノーザンF空港】担当者「現在は坂路調教をハロン18秒まで進めています。体付きの幼さから、走りのバランスもまだかなり偏っているところがあるので、その辺りを修正しながら乗り込んでいる状況ですが、全体的にだいぶ力も付き、ハロン18秒の調教にも適応してきたかなと感じています。ただ、血統的なものなのか、動きの硬さがやや目立ち、背中の動きがあまりなく、前バランスでハミにモタれながら走ってしまう面があります。そのため、坂路調教の前にロンギ場で軽くフラットワークを行い、体を解してから坂路に向かうこともあります。もう少し前後の嵌まりや繋がりが出てくると頭の位置も上がり、起きたバランスの良い走りが出来るようになるのかなと感じています。健康状態は問題なく、飼い葉食いも良好なので、少し長い目で見ながら成長を促してあげた方が良いかもしれません」馬体重452kg
ゴーイングトゥベガスの24父Frankel【ノーザンF早来】担当者「現在は坂路調教を3ハロン51秒まで進めています。ここにきてあまり良くない意味で父の産駒らしさが感じられ、馬場の色の変化や何かが飛んできた時等にビクッと反応してしまいます。その分緊張して、怖さからハミをガッと噛んで前に逃げようとしたり、逆に躊躇してしまったりしています。今はだいぶハミを抜いて走れるようになってはいるものの、そのような緊張感を持ちながら走ることが多く、その分柔軟性が削がれて力んだ動きになっています。今の状況を考えると、冬場に負荷を掛けて心身共に消耗してしまうよりも、年内はしっかりと乗り込み、その後は心身共に成長させる期間を設け、一回り二回り成長させた方がこの馬には良いかもしれません。そのため、将来的に活躍してもらうためにも、今は焦らず、調教で攻められるようになるまでは思い切った方針を採ることも検討しています」馬体重432kg
シルク1歳馬近況
2歳勢の調子がいいシルクホースクラブ出資馬ですが、この世代はなかなか調子が上がってこない様子です。まあまともなのはアルアイン産駒のスプリングゲイルの24ですが、2歳世代のような活躍はちょっと厳しそうな感じになってきました。
フィエールマン産駒のラシンティランテ24もフランケル産駒のゴーイングトゥベガス24もしばらくは成長待ちになりそうです。どこかで大きな変わり身があることを期待するしかありませんね。


